【画像あり】痛くない肛門のぷにぷにはいぼ痔の可能性あり!応急処置方法や市販薬や手術での治し方を紹介

【画像あり】痛くない肛門のぷにぷにはいぼ痔の可能性あり!応急処置方法や市販薬や手術での治し方を紹介

肛門付近に痛みのない、ぷにぷにした感触の突起物(いぼ)ができている場合、いぼ痔を発症している可能性が高いです。

いぼ痔 ぷにぷに

このページでは、

  • 痛みのないぷにぷにした出来物はどのような症状なのか?
  • ぷにぷにした出来物に有効な市販薬の選び方
  • 手術による治療方法
  • 目安の治療期間
  • 自宅でできる応急処置方法や予防方法

をご紹介しています。

実際のいぼ痔の画像も交えて、解説をしていますので、ぷにぷにした出来物がある方は参考にしてみてください。

【画像あり】触っても痛くない肛門のぷにぷにはいぼ痔の可能性大

内痔核

肛門の内側にいぼのような腫瘤ができている状態を内痔核といい、これが肛門にできた痛みのないぷにぷにの正体です。

直腸や肛門周辺には静脈が細かく枝分れして網の目を作り、さらに立体的に構成されている静脈叢と呼ばれる部位があります。

いぼ痔はこの静脈叢が強い圧迫を受けるなどして鬱血し、いぼ状の腫瘤(痔核)ができた状態を言います。

内痔核 写真

状況によって、ぷにぷにするだけでなく、硬くなっていたりします。

肛門のぷにぷにを触っても痛みがない理由

触れても痛みがないのは、肛門内部にある歯状線より内側の粘膜部分に痔核が発生したものだからです。

直腸粘膜の静脈叢周辺には知覚神経が通っていないため、痛みを感じない(感じにくい)のです。

しかし、放置してはいけません。

症状が悪化すると、腫瘤が肛門の外に出っぱなし(脱出状態)になると、下着などとこすれて出血や痛みを伴うようにもなるので、注意が必要です。

【画像あり】肛門のぷにぷに以外のいぼ痔の症状

いぼ痔には肛門の内側にできる内痔核(ないじかく)と、肛門の外側にできる外痔核(がいじかく)が存在します。

肛門の外側にいぼができる場合もある

肛門の外側にいぼ痔ができた状態を外痔核といいます。

外痔核

腫瘤ができるメカニズムは内痔核と同じですが、もっとも大きな違いは、内痔核よりも痛みが強いことです。

外痔核 写真

これは腫瘤が歯状線より外側の知覚神経がある皮膚部分に発生するためです。

いぼ痔から血がでていなくても肛門のぷにぷにや痛みは治療開始の合図

内痔核、外痔核ともに、いぼ痔は悪化すると出血を伴うようになります。

出血して初めて、痔を認識し、治療に取り組まれる方が多くいらっしゃいます。

しかし、出血した時点ですでにある程度進行してしまっている可能性があります。

治療もその分大変になりますので、肛門にいぼができた時点で速やかに検査・治療を行うのが望ましいです。

また、出血以外にもかゆみもいぼ痔に気づく合図といえます。

いぼ痔である肛門のぷにぷにを放置すると痒みが発生する

脱出した肛門のぷにぷにである内痔核や外痔核は、症状が悪化すると下着でこすれて分泌液や血液が流れるようになり、それらが肛門に付着するとかゆみの原因になります。

内痔核が肛門内部にとどまっている場合であっても、分泌液や血液が流れ、肛門の痒みの原因となる可能性があるので覚えてきましょう。

かゆみが発生した場合は、肛門にはできるだけ触らず、常に清潔な状態を保つことが重要です。

かゆみのために就寝中に無意識に掻きむしり、爪から侵入した細菌で化膿してしまい、他の痔症状まで引き起こす原因にもなってしまうので、気を付けましょう。

かゆみの治し方については、こちらでまとめているので参考にしてみてください。

肛門がかゆいのは痔の可能性あり!かゆみの治し方も紹介

では、いぼ痔に気づいた場合、どのように対応すればよいのか?

次に、自宅でできるいぼ痔の応急処置方法をご紹介します。

自宅でできる3種類のいぼ痔の応急処置方法

いぼ痔は進行することで、排便時やくしゃみをした時の反動でいぼが肛門外に脱出するようになります。

いぼが小さければ自然に肛門内に戻っていきますが、大きないぼの場合は自然に戻ることはありません。

ここでは自宅でできるいぼ痔の応急処置方法や、自宅でできる肛門マッサージをご紹介します。

ぷにぷにしたいぼ痔が肛門かた脱出している場合は指で押し込む

いぼが脱出したままでは生活に支障が出てしまいますし、歩くと違和感を覚えて日常生活に支障をきたしてしまいます。

また、脱出した痔の患部が下着などに擦れてしまい、出血などを引き起こすこともあるでしょう。

いぼ痔が脱出して戻らない場合は緊急の処置として、指を使っていぼを肛門内に押し戻します。

脱出したいぼ痔を指で戻す場合は、横に寝ころぶなど、いぼを押し戻しやすい態勢をとり、菌が入らないように指を清潔にして押し戻すようにしましょう。

あくまでも応急処置ですが、脱出したいぼ痔を押し込む方法や、その際の注意点を下記ページでまとめています。

いぼ痔の応急処置方法。脱出したいぼを指で押し込んで治す方法

いぼ痔の出血が止まらない場合の止め方

自宅にいる際に、いぼ痔がから突然出血してしまった際、まずは入浴やウエットティッシュを使っておしりをきれいにしましょう。

その後、血で下着が汚れないように、おしりにトイレットペーパーやコットンなどの柔らかい素材を当てて出血が止まるのを待ちましょう。

その際、体勢は立った状態ではなく、布団やベッドの上で横向きに寝て、ひざを軽く曲げ肛門に負荷を与えない状態にしましょう。

安静にしているうちに、出血が治まり、痛みも和らいでいきます。

いぼ痔の症状を緩和する運動

一度発生したいぼ痔は自然に治癒することはありません。

しかし、事前に発生を予防したり、進行具合によっては症状を緩和する方法があります。

肛門括約筋トレーニングと呼ばれる行為で、本来は加齢にともなって緩みが生じる肛門括約筋を鍛えるためのトレーニングです。

便漏れをはじめとする様々なお尻のトラブルのほか、骨盤のゆがみなどを矯正する目的のものですが、同時に静脈層の血流改善にも効果があり、いぼ痔の進行具合によってはさらなる悪化を予防に期待できます。

トレーニングの方法は以下の2種類です。

①間を置かず何度も肛門を引き締めるマッサージ
足を軽く開いて立った状態で1~2秒に1回のペースで肛門の引き締めと緩和を繰り返す。
②ゆっくりと肛門を引き締めるトレーニング
肛門の筋肉を強くゆっくりと引き締め、その状態を10~15秒キープ。その後力を抜き肛門を緩めた後、再び引き締める。これを何度も繰り返す。

本格的な肛門括約筋トレーニングでは2種類の方法を1日1回ずつ、それぞれ5分程度継続して行う必要があります。

しかし、静脈層の血流改善を目的とした肛門マッサージであれば、時間を短くし、逆に試行回数を増やしたほうが効果的と言えます。

詳細なトレーニング方法については、こちらの記事でご紹介しているので、参考にしてみてください。

【1日1回】誰でも簡単にできる痔を予防する肛門括約筋のトレーニング方法

肛門のぷにぷにがある場合は、スクワットやゴルフなど、運動によっては注意が必要!

いぼ痔に有効なトレーニング(マッサージ)がある一方で、注意すべき運動もあります。

例を挙げると、

  • 重量挙げ
  • アメフト
  • ボクシング

などです。

これらのスポーツに共通するのはすべて、お尻に瞬間的な強い力が加わるため、肛門のうっ血を促して、痔核の悪化につながる恐れがあることです。

また野球のキャッチャーのように腰を落としてしゃがんでいる姿勢が多いスポーツも、肛門に負担がかかります。

一方、すでにいぼ痔ができている際に注意したいのが、こちらの2つの運動です。

  • ゴルフ
  • テニス

ボールを打つ瞬間に、肛門に強い力が加わるため、いぼ痔が外に脱出する恐れがあります。

いぼ痔は深刻度別に治る期間が変わる

内痔核は他の痔症状と異なりGoligher(ゴリガー)分類によって、深刻度が明確に分けられています。

深刻度は進行の度合に応じてⅠ度~Ⅳ度まで4段階に分けられ、重篤になるほど心身への負担が高まっていきます。

数字が高いほど重篤ないぼ痔の状態であると理解しましょう。

軽度ないぼ痔(Ⅰ度・Ⅱ度)が治るまでの期間

Goligher(ゴリガー)分類のⅠ・Ⅱ度はまだ軽度ないぼ痔の症状です。

それぞれの状態と治療期間は以下のように考えられます。

Goligher(ゴリガー)分類 Ⅰ度
内痔核がまだ肛門内に留まっており、軽い出血を伴うことはあるものの、ほとんど痛みが感じられない状態

痔専用の市販薬を使用するだけでも症状が改善する可能性があります。

市販薬を使っても1~2週間で効果が出ないようであれば、医療機関で受診することをお勧めします。

市販薬ではなく、より効果的な薬を処方されるでしょう。

完治するまでの治療期間は症状によって変わりますが1~2週間で治るパターンが多いようです。

Goligher(ゴリガー)分類 Ⅱ
排便時に内痔核が肛門外に飛び出しても、自然と元に戻る状態

Ⅰ度に比べて出血の頻度が上がり、痛みを感じることも増え、さらに痔核そのものが大きくなったことで残便感を感じるようになります。

Ⅰ度と同じく市販薬や病院での処方薬で改善できる可能性が高いですが、もし快方に向かわないようでしたら、病院での外来手術を行う必要もあります。

入院を必要としませんが、最大で1年程度の長期的な定期診察が必要になる場合があります。

重度ないぼ痔(Ⅲ度・Ⅳ度)が治るまでの期間

Goligher(ゴリガー)分類のⅢ・Ⅳ度は重度ないぼ痔の症状に分類されます。

Goligher(ゴリガー)分類 Ⅲ
排便時に内痔核が肛門の外に飛び出し、指で押し戻さないと戻らなくなった状態

Ⅱ度よりもさらに出血量・痛み共に増し、放置していられないほどの強い不快感を伴います。

市販薬での改善は難しく、医療機関でも処方薬ではなく、外来手術や、入院を要する手術を勧められる段階にあります。

Goligher(ゴリガー)分類 Ⅳ
内痔核が肥大し肛門の外に飛び出して、指で押しても戻らない状態

便器を赤く染めるほどの出血が生じ、立っていられないほどの激痛を伴うこともあります。

ここまで進行してしまうと、薬だけでの改善は期待できず、外来手術もしくは、入院を要する手術での治療が必須です。

仮にいぼ痔の手術でも代表的な「結紮切除術」を行った場合、1~2週間程度の入院が必要となる場合が多いです。

退院後も1週間に1回の通院を必要とし、完治するまで最低でも2か月程度の通院が必要になります。

いぼ痔の進行度や症状別の治療期間目安をこちらのページでもまとめているので、気になる方はこちらの記事もチェックしてみてください。

いぼ痔はどれくらいで治る?目安となる治療期間といぼ痔でよくある質問

では、次にいぼ痔の治し方についてご紹介していきます。

あくまでも参考としてご覧いただけますと幸いです。

痛くない肛門のぷにぷになどの軽度ないぼ痔におすすめの市販薬の選び方と使用時の注意点

痛くない肛門のぷにぷになどⅠ~Ⅱ度の内痔核や、肛門の外に小さな腫瘤ができた初期の外痔核は、痔の市販薬で改善する可能性があります。

市販薬の選び方や注意点を解説します。

肛門の市販薬の選び方

痛くない肛門のぷにぷにとしたいぼ痔の場合は、注入軟膏で対応します。

外痔核の場合は、選ぶ薬が異なるためこちらをご参照ください。

痔の種類 市販薬
内痔核 注入軟膏
外痔核 軟膏タイプ

痛みや出血がひどい場合には内服薬の使用もおすすめです。

市販薬自体は一時凌ぎなので要注意

市販薬を使用しても、治せるのは一時的です。

落ち着いた頃に再発してしまう可能性があることを知っておきましょう。

またⅢ度以降の内痔核はかなり進行した状態といえ、痔の市販薬での改善は難しい状態になっています。

できるだけ早く医療機関を受診し、処方薬での治療に臨みましょう。

不思議膏は根治できるのでおすすめ

ヒサヤ大黒堂では、痔の原因は有害な老廃物を原因とする内因性の内臓疾患であると考えています。

自然の生薬を配合した家傳薬「不思議膏」が、病根に対して働きかけ、有害な老廃物を吸収しながら、便と共に体外に排出します。

手術では取り除けない病根を取り除き、痔を再発しない体へと導くことを目的にしています。

一次的な完治ではなく、二度と再発をしない根治を目指したい方は、一度お試しいただいてはいかがでしょうか。

次に重度ないぼ痔の治し方である手術の方法についてもご紹介します。

重度ないぼ痔は手術が必要?いぼ痔手術の種類や費用、注意点

Ⅲ~Ⅳ度の重篤化してしまったいぼ痔は、外来措置手術を要する場合があります。

ここではいぼ痔の手術の種類や、費用などを解説します。

3つのいぼ痔の手術方法とそれぞれの特徴

いぼ痔の手術には「ゴム輪結紮(けっさつ)療法」や「注射療法(ALTA療法)」など、入院を必要としない外来手術があります。

しかし、それらの措置では対応できないほど痔核が大きくなった場合や、何度も再発を繰り返す場合には、「結紮切除術」など入院が必要となる手術を勧められます。

それぞれの手術の特徴は下記にまとめます。

ゴム輪結紮療法

内痔核の根元に輪ゴム輪をはめ込み、縛って血流を止め、痔核を壊死させる方法です。1~2週間で痔核がしぼんでゴム輪とともに脱落し、便にまじって排出されます。出血もなく外来処置が可能ですが、重篤化した痔核や、外痔核をともなう場合には適応されない場合があります。

注射療法(ALTA療法)

痔核を切除せずに治す療法です。アルミニウムカリウムタンニン酸液(ALTA)と呼ばれる注射液を患部に直接打って痔核を線維化(硬化)させ、半永久的に固定・縮小させる方法です。局所麻酔を打った後に手術を行うため、痛みはありません。

ただ、強い薬液のため正しく注射しないと合併症を引き起こす可能性があるため、手術の際は1つの痔核に対して4か所に適量ずつ注射する4段階注射法と呼ばれる特殊な方法で行われます。後述する結紮切除術と違ってメスを使わないため、術後の痛みも少なく、日帰り手術も可能です。

結紮切除術

痔核を根元部分から糸でしばって、放射状に根こそぎ切除する方法です。手術中は腰椎麻酔を行うので、痛みを感じることはありません。

以前は痔核を切り取った傷口を開放したままでしたが、近年は傷口を縫う半閉鎖手術が主流となっています。これにより術後の肛門狭窄のリスクが軽減され、出血量も減少、傷口の治りも短縮されるようになりました。とはいえ、メスを使った手術であり、傷口も大きいため、その後の治癒も含めて入院は必須となります。

いぼ痔の手術をする際の相場。重篤化すると費用は高くなる

痔の手術は、基本的にはどのような症状であっても健康保険が適応されますが、症状の進行具合や、手術の難しさによって費用は変動します。

参考までに、比較的軽い痔症状(症状はI~II度だが手術を要するもの)の場合、本人の3割負担で4~5万円前後が相場と言われています。

一方、重篤化したいぼ痔(Ⅲ度~Ⅳ度)は、より高度な手術を行うために自費治療を案内される場合があり、その際は一度の手術で30万円を超えるケースもあります。

また入院を必要とする場合には、手術の費用に加えて入院費用も加わるため、想定していた以上の支払いが発生する可能性があることを理解しておきましょう。

いぼ痔手術の入院期間

「ゴム輪結紮療法」や「注射療法」は外来手術となり、通院は必要ですが入院は不要になります。

メスを使う結紮切除術は、その後の治癒も含めて入院は必須となりまして、通常1週間~10日前後の日数を要するといわれています。

手術をすると一時的な改善効果は期待できますが、リスクも当然あります。

手術することのリスクについてもまとめておりますので、合わせてご覧ください。

では、次にいぼ痔を重篤化させないために、日常生活の中でできる予防方法をご紹介します。

いぼ痔を悪化させてしまう5つの生活習慣と予防方法

日常生活の中でも、静脈叢をうっ血させて、いぼ痔を発症させる原因が数多く存在します。

ここではその代表的なものを5つ、予防方法と合わせてご紹介します。

便秘などによる強いいきみ

便秘の人にありがちなのが、便が出るまで長時間トイレでいきんでしまうことです。

長時間、強くいきむと肛門に大きな圧力がかかって、いぼ痔のきっかけとなる静脈叢の鬱血を引き起こしてしまいます。

予防方法は“トイレではいきまず、出ないときはあきらめること”

排便の際にいきむ時間は1回あたり5秒から10秒をメドにし、もし便が出ない場合は無理せず切り上げることが重要です。

また長時間便座に座るだけでも肛門への負担になります。

新聞を読んだり、スマホの操作をせず、トイレに入る時間を3分から5分程度にするようにしましょう。

長時間同じ姿勢でいること

座りっぱなしや立ちっぱなしなど、同じ姿勢を続けると、静脈叢のうっ血を引き起こす要因になります。

特に座りっぱなしは肛門への負担が大きいので注意が必要です。

予防方法は“長時間同じ態勢を取らないように定期的に体を動かすこと”

座ったまま、立ったままなど同じ態勢を続けると肛門のうっ血を引き起こします。

定期的に軽く体を動かして、お尻の負担を減らしましょう。またデスクワークや、ドライバーなど座ることが多い職業の方は専用のクッションなどを使ってお尻の負担を少なくするようにしましょう。

過度のストレス

過度のストレスを受けると自律神経に乱れが生じ、体の免疫力が低下してしまいます。

免疫力が下がると痔を誘発する便秘や下痢の原因になったり、菌に感染・炎症を起こしやすくなります。肛門周辺に炎症が起こると、うっ血状態につながります。

予防方法は“十分な休養と適度な運動でストレスフリーな生活を送ること”

ストレスを抱えたままだと、免疫力が低下して便秘などの原因になります。

さらに一度痔を発症してしまうと、それがさらに強いストレスを引き起こして悪循環となります。

日頃から十分な休養を取ったり、適度に運動するなどしてできるだけストレスを溜めないようにしましょう。

肉食過多

肉料理や脂っこい料理に含まれるたんぱく質やアミノ酸、脂質は腸内環境を乱す悪玉菌の栄養分となり腸内環境を悪化させます。

腸内環境が乱れると様々な不調を起こすようになりますが、それらの不調の中には、いぼ痔を誘発させる便秘や下痢の症状も含まれています。

予防方法は“食事内容とリズムを改善し、便秘や下痢にならないようにすること”

食物繊維をしっかり摂取するなど、食事の内容を改善することで便秘を緩和することができます。

また食事のリズムも大切で、毎日朝食をとって大腸にぜんどう運動を促す信号を送り、便通を良くするようにしましょう。

妊娠・出産

女性が気を付けなければならないのが妊娠・出産をきっかけにした痔の発症です。妊娠中はホルモンバランスの変化によって便秘になりやすくなります。

また出産後は、赤ちゃんへの授乳のため体内の水分が母乳に使われますが、意識して水分補給しないと代わりに便が硬くなり、便秘の原因になってしまいます。

また会陰切開や帝王切開の傷が残った状態では、下腹部に力を入れにくく、排便がスムーズにできないことから便秘につながるケースもあります。

予防方法は“こまめな水分補給と便秘にならない食生活”

妊娠中、出産後問わず、水分補給をしっかりと行いましょう。また野菜や果物などに含まれる食物繊維や、発酵食品に含まれる乳酸菌は、便秘の抑制に期待できる食材ですので、積極的に摂取するようにしましょう。

出産中には痔のことなど気にする余裕がないため、痔ができるかできないかは時の運と割り切り、発症した場合は症状が悪化する前に検査・治療に臨みましょう。

ここで紹介した以外にも“過度の酒やタバコ”、“冷え”などを要因とする場合もあります。いずれもいぼ痔の原因となり得る行動ですので注意しましょう。

痛くない肛門のぷにぷにやかゆみはいぼ痔の合図!早期治療を心がける

いぼ痔は、その症状を事前に知っているか、知っていないかで、発見までに大きな時間差がある病気です。

これからは“ぷにぷにしたできものがあるけど痛みはない”、“肛門がかゆみがあるけど出血はない”といった軽い症状であっても、それ以上に悪化しないように、早期に治療に専念するようにしましょう。

また自宅でできる肛門マッサージや、食生活の改善など日常生活の中で取り組める予防方法も積極的に行うように心がけましょう。

万が一、痔が悪化してしまった場合には、手術も選択肢の一つですが、一度完治したとしても、いつかは再発してしまうのが痔の恐ろしいところです。

一時的な症状の治まりではなく、再発リスクのない根治を目指す場合には、ぜひヒサヤ大黒堂の不思議膏を手に取ってみてください。

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