肛門を温めるといぼ痔の痛みが和らぐ。温め方をご紹介

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いぼ痔による痛みは患部を温めることで、和らげることができます。

「なぜ肛門を温めることがなぜ痔の予防になるのか?」

その理由と温め方、さらには温める際の注意点についてご紹介します。

そもそも、いぼ痔ができるのは肛門周辺の血行不良が原因

痔の症状の中で、男女共に最も発症率の高いとされるいぼ痔。

その症状は名前の通り、患部にいぼ状の腫瘤ができた状態のことをいいます。

自分がいぼ痔かどうか判断がむつかしい方は、まずはこちらからご覧ください。

【画像あり】ぷにぷにした突起物はいぼ痔!薬や手術での治し方や応急処置方法を紹介

いぼ痔ができるのは、直腸や肛門付近にある静脈叢と呼ばれるところです。

この静脈の集合体に対して強い圧迫が加わったり、老廃物がたまることで、血行不良を引き起こされて、うっ血してしまったものが腫瘤として形成されるのです。

肛門周辺を温めることで血行が促進されていぼ痔痛みが和らぐ

いぼ痔の痛みは、静脈層の血液不良が原因となっている場合があります。

その為、痛みを予防するためには、静脈層の血液不良を引き起こさない、あるいは改善することが大事です。

血行不良を起こさないためのもっとも簡単な予防方法が、肛門周辺を温めて血行促進を促すという方法なんですね。

温めることで痛みを予防するだけでなく、痔自体の改善効果も期待できます。

いぼ痔の痛みを和らげる!肛門を温める代表的な方法

肛門を温めると言ってもさまざまな方法があります。

代表的な3つの肛門の温め方をご紹介いたしますので、自分で試しやすいものを実践してみてください。

お風呂で温める

もっとも効率よく肛門を温められ、血行促進を促せる方法が入浴です。

入浴の際は出来ればシャワーではなく、体をしっかり温められるように、湯船につかるように意識しましょう。

湯船では熱すぎずぬるすぎず、40度前後のお湯にゆったりと浸り、股を左右に広げて、できるだけ肛門に湯が当たるようにしましょう。

肛門を温めることが目的ですので半身浴でも構いません。

湯船につかって体が温まれば、

  1. 血行促進
  2. 汗と共に体内に溜まった老廃物を体外に排出
  3. 肛門周辺が清潔に保たれる

と、3つの痔の予防ができます。

1季節を問わず、毎日入ることを心がけましょう。

ただし、入浴する際にも注意点があるので、こちらも合わせてご覧ください。

痔を予防するための正しい入浴方法と入浴時の注意点

痔の痛みを和らげるために肛門をカイロで温める方法

カイロで肛門を温める方法は、入浴に比べるとやや効果は下がりますが、仕事中や睡眠時などでも実践できるというメリットがあります。

カイロの場合は、衣服の上から張るタイプのものを使用したり、椅子の上において、その上に座るという方法があります。

高温タイプのカイロを使用したり、衣服が薄いと低温やけどを招く可能性があるので、使用方法には十分に注意しましょう。

一方の湯たんぽですが、カバーやタオルなどで巻いて、その上に座るようにしましょう。

最近は座布団やクッションと一体化した湯たんぽもあり、お尻の形によりフィットするのでおすすめです。

カイロと同じく、使用方法を十分に確認し、安全な使用を心がけてください。

軽い運動で肛門周囲の血行促進も

こちらは番外編になりますが、お湯やカイロで直接温める方法とは別に、軽い運動によって血行促進を促すという方法もあります。

座りっぱなしや立ちっぱなしという状態は肛門を圧迫して血行不良を招きます。

1時間に1回程度、短い休憩時間をもうけて、軽い体操や屈伸を行うなどして、適度に体を動かせば、血行が促進され鬱血も緩和されます。

特にデスクワークで日中座りっぱなしの方や、運転をお仕事にされている方におすすめの予防方法です。

こちらページでは、デスクワーク中にできる軽い運動もご紹介しているので、合わせてご覧ください。

長時間のデスクワークでも大丈夫!痔にいい座り方で予防する

肛門を温める予防方法と注意点を知ったら

肛門周辺を温めることで、痔の原因となる鬱血を予防し、痛みを和らげることができます。

しかし、方法を間違えると逆に痔を誘発してしまったり、すでに痔が形成されている場合には重篤化する可能性があるので注意も必要です

温めているのに症状がよくならないという場合には、速やかに適切な検査を受けて、治療に専念しましょう。

治療の際には、再発の心配がいらないヒサヤ大黒堂の不思議膏もぜひ選択肢に加えてみてください。

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