いぼ痔はどれくらいで治る?治療期間の目安とよくある質問

痔の中でも最も発症数が多いといわれるいぼ痔。

いぼ痔を患った人たちが、治療を行う際に気になるものが、治療に必要な期間です。

いぼ痔 どれくらいで治る

このページでは、治療後ごとに必要な治療期間について長年痔の専門にしてきたヒサヤ大黒堂が考える、いぼ痔の症状が治るまでの目安をご紹介してまいります。

一般的ないぼ痔が治る目安

いぼ痔には、腫瘍が肛門の外にできる“外痔核”と、肛門の中にできる“内痔核”と大きく分けて2種類あり、どちらかで治療期間と経過も異なります。

ここでは、いぼ痔の症状が治るまでの目安を紹介します。

外痔核の治療期間は3-4週間ほど

外痔核は、3~4日間にわたって市販の鎮痛剤や坐薬を使用し経過を見ます。

たいていの場合、服用期間中に痛みや腫れが引いて、3~4週間で痔核が徐々に消滅していきます。

一部、痛みが激しい場合や、日常生活に支障をきたす場合には、病院で外来手術を行うこともあります。

手術といっても入院は必要とせず、術後も数回、外来通院するだけで快方に向かうことがほとんどです。

内痔核は症状の深刻度によって大きく治療期間が変わる

内痔核は、外痔核と異なり、Goligher(ゴリガー)分類と呼ばれる症状の進行度により治療の期間が変わるという特徴があります。

進行度はⅠ度~Ⅳ度までの4段階に分けられ、重篤になるほど心身への負担も高まっていきます。

進行度Ⅰ度の治療期間と経過

もっとも進行の浅いⅠ度は、内痔核がまだ肛門内に留まっており、軽い出血を伴うことはあるものの、ほとんど痛みが感じられない状態です。

この時点では痔専用の市販薬を使用するだけでも症状が改善する可能性があります。市販薬を選ぶ際には坐剤や注入軟膏を選ぶようにしましょう。

その際1~2週間で効果が出ないようであれば、医療機関で受診することをお勧めします。市販薬ではなく、より効果的な薬を処方されるでしょう。完治するまでの治療期間は症状によって変わりますが1~2週間で治るパターンが多いようです。

進行度Ⅱ度の治療期間と経過

Ⅱ度は排便時に内痔核が肛門外に飛び出し、自然と元に戻る状態です。Ⅰ度に比べて出血の頻度が上がり、痛みを感じることも増え、さらに痔核そのものが大きくなったことで残便感を感じるようにもなります。

Ⅰ度と同じく市販薬や病院での処方薬で改善できる可能性が高いです。

もし、快方に向かわないようでしたら、特殊な注射で痔核を硬化させ縮小させる「注射療法」や、内痔核の根元に小さな輪ゴムをはめ込み、徐々に締め付けて痔核を取り除く「ゴム輪結紮療法」という選択肢もあります。

どちらも入院を必要としませんが、長期的な定期診察が必要になる場合があります(最大1年程度)。

進行度Ⅲ度の治療期間と経過

Ⅲ度は排便時に内痔核が肛門の外に飛び出し、指で押し戻さないと戻らなくなった状態です。Ⅱ度よりも出血量・痛みが増し、放置していられないほどの強い不快感を伴います。

こうなってくると市販薬での改善は難しく、医療機関でも処方薬ではなく、「注射療法」や「ゴム輪結紮療法」などの外来措置や、「結紮切除術」などの手術を勧められる段階にあります。外来措置は入院不要ですが、メスを使う結紮切除術は、その後の治癒も含めて入院は必須となり、通常1~2週間前後の日数を要するといわれています。

また、いずれの手術をした場合も定期診察(2ヶ月から最大1年程度)を経て完治します。

進行度Ⅳ度の治療期間と経過

Ⅳ度は、内痔核が肥大し肛門の外に飛び出して、指で押しても戻らない状態です。便器を赤く染めるほどの出血が生じ、立っていられないほどの激痛を伴うこともあります。

ここまで進行してしまうと、薬だけでの改善は期待できず、Ⅲ度と同じく、外来措置もしくは手術での治療が必須になってきます。

手術の場合は入院1〜2週間程度。退院後も定期診察のための通院を必要とし、完治するまで最低でも2か月程度(最大1年程度)の通院が必要になります。

治療別にみるいぼ痔がどれくらいで治るかの目安

いぼ痔の治療には大きく分けて市販薬(または処方薬)で治す方法と、手術で治す方法の二つがあります。それぞれ、どれくらいの治療期間が必要であるかを解説します。

ヒサヤ大黒堂がおすすめする不思議膏を使用した場合についても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

市販薬でいぼ痔を治す場合1ヶ月で治らなければ次の治療ステップへ

外痔核や、軽度の内痔核であれば、市販薬で完治させられる可能性があります。

完治するまでの治療期間は症状によって変わりますが、大体1週間〜2週間。

長くても1ヶ月で治るパターンが多いようです。

いぼ痔は悪化すればするほど、治療に必要な期間が伸びる厄介な病気であるため、できればこの段階で完治まで持っていきたいところです。

もし、薬を使用し始めて、10日ほど経過しても症状が良くならない場合には市販薬の使用をやめて、医療機関で検査してもらうようにしましょう。

手術でいぼ痔を治す場合最大で1年程度経過診察が必要

市販薬や、処方薬では治療できないいぼ痔は、手術による治療になります。

「注射療法」や「ゴム輪結紮療法」などの外来手術は入院が不要ですが、「結紮切除術」などの手術は1〜2週間の入院が必要となります。

いずれの手術も、術後すぐに完治というわけではなく、定期な診察(2ヶ月から最大1年程度)を経て、完治します。

不思議膏の場合個人差はあるが8日で改善する

薬の服用や、病院での手術を行うことで、いぼ痔の症状を一時的に収めることは可能ですが、残念ながら体内には痔の病根が残ったままであり、完治には至っていません。

二度と痔が再発しない完治を目指したいという人におすすめしたいのが、ヒサヤ大黒堂の不思議膏を使った治療です。

不思議膏は、独自に配合した自然の生薬が、病根に対して直接働きかけ、有害な老廃物を吸収しながら、便と共に体外に排出。手術では取り除けない病根をも取り除き、痔を再発しない体へと導くことを目的にした家傳薬です。

当堂が長年の経験治療を基にお勧めするのが、この不思議膏による8日間の専門治療です。専門治療といっても難しいものではなく、1日に貼付薬2枚と、挿入薬を併用するというもので、ご家庭で誰でも簡単に実践できる内容です。

これを8日間続けていただければ、症状などにより個人差はありますが、ほとんどの症状が改善したと思える状態になるでしょう。

Yahoo!知恵袋に寄せられている、いぼ痔の治療期間についての質問と回答

知恵や知識をQ&Aで共有できる口コミサイト「Yahoo!知恵袋」でも、いぼ痔の治療期間の目安を知りたがっている方がたくさん、いらっしゃいました。

実際にどんな質問が寄せられているのか。

いぼ痔の治療期間に関する質問とその回答の中から、気になるものを3つピックアップしてご紹介します。

いぼ痔って、座薬だけで治る?

病院で座薬を処方された方の質問と回答になります。

質問
肛門に出来物が出来てしまったため、肛門科に行きました。座薬を7日分処方されたのですが、これだけで治るのですか?切らないと治らないイメージだったのですが…
回答
質問者さんと同じように肛門付近に出来物(いぼ痔)ができた際、痔専門の病院に行き、座薬と塗り薬を処方されました。痛みに関しては1週間ほどでひくと思います。腫れが完全に引くまでは3週間くらいかかるので、1ヶ月くらいは見たほうがいいですね。

引用:Yahoo!知恵袋

質問者が病院で処方された薬に対して、実際に治るのかという不安に感じられていることに対し、同じ状況になったことのある回答者が答えている説得力のあるパターンです。

質問者が病院を訪れた上で、処方薬をもらっている時点で、治療までの道筋が示されている状況ですが、回答者から的確なアドバイスがあったことで、安心して治療に望めるのではないでしょうか。

出たままのいぼ痔の治し方と適切な対策方法とは?

大きないぼ痔がでっぱなしになった場合の治し方と治療期間の目安についての質問と回答になります。

質問
かなりの痛みを伴う大豆くらいのいぼができました。5日程、痛みに苦しみましたが、市販の内服薬と塗り薬を使用して今はかなり痛みも和らいでいます。しかし、いぼは出たままです。これは自然と引っ込んでいくのでしょうか?また、それにはどれ位期間かかるのでしょうか?ちなみに指で押したら一旦引っ込みますが、すぐに出てきます。
回答者Aさん
早くお医者さんに診てもらった方がいいですよ! たとえ市販の薬で緩和されても、痔核がありますから。また、同じ事の繰り返しになりますから思い切って切除(手術)を前提に医師と相談された方が良いと思います。
回答者Bさん
症状からすると血栓性外痔核だと思われます。この痔は、大部分は無治療でも自然に治ります。症状は数日で落ち着きますが、腫れが完全に引けるには2〜4週間ぐらいかかります。再発する可能性は低く、あまり心配する必要はありません。なお,この痔は肛門の外側がはれるものなので中に入れる必要はありません。

引用:Yahoo!知恵袋

質問者が自己判断で、市販薬を使って治療を試みているケースです。こちらの質問に対しては、二人の回答者がおり、真逆の回答をしています。

治るまでの期間を提示するなど、具体的な回答をされているのはBさんで、一見説得力があるように思われますが、少ない状況説明から、すぐに外痔核であると決めつけるのは早計であり、さらに無治療でも自然に治ると断言してしまうのは少々無責任な発言であると考えます。

状況の説明は少ないですが、押し込んだら引っ込む=内痔核であることも十分に考えられ、さらに押し込まない限り引っ込まないのであれば、手術を要するような重度の症状であるとも考えられます。

厳しい回答になりますが、Aさんの方が、完治に進めるためのアドバイスとしては的確であると考えられます。

痔の手術の際の入院期間の目安とは?

手術を考えている質問者が、複数の病院で確認したところ、日帰りが可能であったり、入院する場合も日数に違いがあることから、困惑してしまったケースの質問と回答をご紹介します。

質問
ひどい切れ痔といぼ痔があり、排便時と排便後5時間くらい激痛です。痛過ぎて我慢できないので、手術したいなと思います。近所の病院は日帰りか、1泊2日入院のみです。もう一つの病院は14日入院と言われました。(中略)病院によって、入院期間がこんなに違うのは何故でしょうか?
回答者Aさん
病院によっていろいろですね。術後はしばらく痛いので、やはり1週間くらい入院した方がいいと思います。
回答者Bさん
私は日帰り手術でたくさんのいぼ痔を取りました。なのに、3日後には出社していました。東京の○○○診療所で手術しましたが、自由診療なので料金が高い分、技術が凄く、回復や痛みが他の方の話より楽に感じました。手術される先生の腕前で結果は変わるのだと思います
回答者Cさん
内痔核は自然に治る事は在りません。ただご自分でも知らずに2〜3個存在する方も多いので、痛みや出血が無ければ気にする事もありません。日本人の80%が痔疾だと言われています。 排除するのは手術以外には有りませんが、術後の便が細くなりますし、しないで済むならそのままで良いと思います。(中略)内痔核を持っている人は沢山いますが、手術までする人は少ないです。出血や痛みが無いなら肛門内に戻す事だけを意識していれば大丈夫です。

引用:Yahoo!知恵袋

回答者Aさんは入院を、回答者Bさんは日帰りをそれぞれお勧めしていますが、あくまでも、手術を行う病院や、担当医師の技術によりけりということでした。

実際、いぼ痔の手術と言っても、日帰りが可能な外来手術から、入院が必要な手術まで様々あり、一概には言えません。

ですので、Aさん、Bさんどちらの回答も決して間違いではないと言えます。

最も詳細にアドバイスを送っているのはCさんですが、言っていることの全てが間違っているとは言いませんが、2つ目の質問にあったケースと同じく、ただいたずらに質問者を安心させるという意味では、無責任な回答と言えます。

ここではっきりと言えるのは、いぼ痔は放置して治る病気では決してなく、放置すれば放置するほどに悪化するということです。

痔を治すために手術をする覚悟まで決めた質問者に対して、無意味な足止めになる、よくないアドバイスだと思われます。

Yahoo!知恵袋の回答は100%痔のスペシャリストからの回答ではないので要注意

今回ピックアップした質問以外にも、痔の治療に関するアドバイスを求める質問は多数あります。

質問者が具体的な症状を記載すればするほど、回答者のアドバイスもより明確になりますが、どれだけ具体的な内容の質問であっても、回答者のアドバイスにはばらつきが発生することは避けられません。

「Yahoo!知恵袋」は様々な調べ物に使える大変便利なサイトですが、痔のスペシャリストから100%の回答が得られるサイトではありません。

またもしスペシャリストであったとしても、個人差のある痔の症状を写真も見ずに回答することはできません。

少しでも不安に感じるようであれば、すぐにでも信頼できる医療機関で検査をしてもらうことをおすすめします。

産後のいぼ痔の場合はどれくらいで治る?

いぼ痔は肛門付近に網の目の様に張り巡らされた静脈叢が、強い力で圧迫されて鬱血することで発症します。

特に便秘による排便時の強いいきみをきっかけに発症することが多いのですが、同じく強いきむ出産時にも発症することがあります。

便秘によるいきみは避けることが可能ですが、出産時は赤ちゃんが外に出ようとする力を助けるためにも、いつも以上に強くいきむことが必須であり、決して避けることができません。

出産中には痔のことなど気にする余裕がないほど大変なので、痔ができるかできないかは時の運と割り切って考え、発症してしまった場合は症状が悪化する前に速やかに検査・治療に臨むようにしましょう。

産後のいぼ痔と言っても、特別なものではなく、治るペースは先に紹介した“ヒサヤ大黒堂が考える、いぼ痔がどれくらいで治るのかの目安”を参考にしていただければ大丈夫です。

また、産後のいぼ痔の症状悪化を防ぐためのコツとして、意識して水分をとることをお勧めします。

その理由は、赤ちゃんに授乳を行うに際して、体内の水分がどんどんと失われてしまうからです。体の水分が不足してしまうと便が硬くなってしまい、便秘の原因となってしまいます。そのため、水分をこまめにとることで、便秘のリスクを下げるようにしましょう。

いぼ痔は自然に治る?

ここまでは薬や手術による、いぼ痔の治療について紹介しました。

いぼ痔という症状をよく知らない方の中には、“いぼ痔は自然に治すことができる”、あるいは“自然に治せると聞いたことがある”と、おっしゃるられる方がいらっしゃいます。

果たして、実際に自然に治すことが可能なのか、解説していきましょう。

いぼ痔対策体操(トレーニング)で治る?

自然に治せるという方の中に、トレーニングで治せるという方がいらっしゃいます。

いぼ痔の発症を予防する方法の一つに、肛門の引き締めと緩和を繰り返す“肛門括約筋トレーニング”というものがありますが、実際にトレーニングを行うことで、いぼ痔の誘発の主な原因である肛門周辺の静脈叢の鬱血を抑える効果に期待できるほか、便漏れなどその他の肛門トラブル誘発のリスクも抑えることができます。

ただし、こちらのトレーニングには“すでにいぼ痔を発症している場合には、かえって症状を悪化させてしまう恐れがある”という注意点があります。

結論として肛門括約筋トレーニングでは、いぼ痔の発症は予防できても、すでに形成されたいぼ痔の改善は望めません。すでにいぼ痔を発症させている場合には間違ってトレーニングしないようにしましょう。

飛び出したいぼ痔も押しこめば治る?

Goligher分類でⅡ度以上のいぼ痔になると、内痔核が外に飛び出す(脱出)状態になることもあります。いぼが脱出したままでは、日常生活に支障をきたしてしまいますし、患部が下着などに擦れて、出血などを引き起こす可能性もあります。

いぼが脱出してしまった際の緊急処置として、指を使っていぼを肛門内に押し戻すという方法があります。あくまで緊急の処置ですが、これがシンプルながら効果が高いため、患者様の中には、指を押し戻せばいつでも治せると勘違いされている方もいらっしゃいます。

この考え方は非常に危険で、肝心のいぼ痔そのものを治療できていないどころか、むしろ症状の悪化を無視している状況にあります。

そもそも、脱出するほど痔核が大きくなってしまっている時点で、すでに薬を使った治療はできない状態になっている恐れもあります。指で押し戻すのはあくまで緊急処置でしかありません。

肛門にぷにぷにした出来物やかゆみがある場合は治療開始のサイン!自然に治ることはないので早期治療を!

今回はいぼ痔の治療期間について詳しくお届けしてまいりました。

大切なことは、どのような治療を行う場合も、早期に行うことが大切だということです。

いぼ痔は初期症状であれば痛みがないことが多いため、知らず知らずのうちに悪化させてしまうことが多い病気です。

たとえ、痛みがなかったとしても、肛門にぷにぷに(コリコリ)したものができていたり、謎の痒みや、出血、不快感を感じられるようなことがあれば、いぼ痔発症の可能性が高まります。

怪しいと思ったら早期の治療を目指しましょう!

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