いぼ痔の悪化を予防するための自宅でできる手を使わない肛門マッサージ方法

一度発症してしまった痔は、自然に治ることはほとんどありません。

しかし、少しの努力でさらなる悪化を予防することができるかもしれません。今回は痔の悪化を予防するために自宅でできる肛門マッサージの方法をご紹介します!

肛門マッサージが効果的なのは、いぼ痔のみ

いぼ痔 予防

はじめに、肛門マッサージはあらゆる痔の症状に効果があるものではなく、いぼ痔にのみ効果があることを知っておきましょう。

いぼ痔とは直腸や肛門の周辺にある静脈層がうっ血することで、いぼ状の腫瘤が出来てしまった状態のことをいいますが、今回ご紹介する肛門マッサージはこのうっ血状態の緩和を目的とした行為となります。

切れ痔や痔瘻などほかの痔には効果がないだけでなく、さらに症状を悪化させる恐れもありますので、いぼ痔以外の痔の場合には肛門マッサージを控えるようにしましょう。

肛門マッサージは手を使わないマッサージ

肛門マッサージはマッサージというだけあって手を使ったものだとイメージされるかもしれませんが、実際には手を使わずに行います。

すでにうっ血状態の患部に対して直接手で触れてしまうと、さらなるダメージを与えて痔の症状を悪化させる可能性があるからです。

では、手を使わずにどのようにマッサージをするかというと、肛門の筋肉=肛門括約筋に直接力を入れて行っていきます。

肛門マッサージは、もともと肛門括約筋トレーニングと呼ばれる行為であり、加齢にともなって緩みが生じる肛門括約筋を鍛えることで、便漏れをはじめとする様々なお尻のトラブルのほか、骨盤のゆがみなどを強制する目的のものです。

肛門括約筋トレーニングは静脈層の血流改善にも効果があり、いぼ痔の進行具合によってはさらなる悪化を予防に期待できます。

マッサージには2種類の方法があります。

①間を置かず何度も肛門を引き締めるマッサージ

足を軽く開いて立った状態で1~2秒に1回のペースで肛門の引き締めと緩和を繰り返す。

ゆっくりと肛門を引き締めるトレーニング

肛門の筋肉を強くゆっくりと引き締め、その状態を10~15秒キープ。その後力を抜き肛門を緩めた後、再び引き締める。これを何度も繰り返す。

本格的な肛門括約筋トレーニングでは2種類の方法を1日1回ずつ、それぞれ5分程度継続して行う必要がありますが、静脈層の血流改善を目的とした肛門マッサージであれば、時間を短くし、逆に試行回数を増やしたほうが効果的と言えます。

バスタイムに行うことでより効果的に!

清潔な環境かつ、血行促進にも期待できるバスタイムは肛門マッサージを行う絶好のタイミングです。

湯船に浸かりながらのマッサージは座った状態になりますが、基本的には立って行う時と同じで足を軽く開き、肛門の引き締めと緩和を繰り返すようにします。

日中マッサージが難しいという人も、バスタイムだけは意識して実践してみるように心がけてください。

いぼ痔の進行度によってはマッサージではどうにもならない場合も

いぼ痔は痔の症状の中で唯一、Ⅰ度~Ⅳ度までの明確な進行度(ゴリガー分類)がわかる症状です。

肛門マッサージは市販薬との併用で治せるような浅い進行度(Ⅰ~Ⅱ度)であれば効果に期待できますが、幹部が肥大化し、自然に飛び出すような進行度(Ⅲ~Ⅳ度)であれば、マッサージをしても効果に期待できません。

むしろ、マッサージをしている間にも病状が悪化してしまう恐れがあるので、すぐにでも医療機関での診断を行い、適切に治療を進めていくようにしなければなりません。

効果的な肛門マッサージを知ったら

軽度のいぼ痔であれば効果に期待できる自宅での肛門マッサージ。

誰でも簡単に実践できるのでぜひお試しください。しかしすでに重症化している場合には効果を得ることはできません。

軽度か重度かを自己判断するのは危険ですので、まずは医療機関できちんと痔の状態を診断してもらい、その後適切な治療に臨むようにしましょう。

治療の際に、メスを入れずに根治を目指したい方はヒサヤ大黒堂の不思議膏をぜひお試しください。

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