仕事や家事、親の介護がかさなり心労や疲労が原因で痔に悩まされるようになった
仕事や家事など何気ない日々の生活ですが、少なからず肉体的な疲労や精神的な疲労となっています。
ひとつひとつは大したことがなくても、一時的に重なることで痔を発症される方々がいらっしゃいます。
ここではヒサヤ大黒堂のお客様で同様の体験をされた方のエピソードを、体験者様の声と共にお届けします。
座りづめの仕事と親の介護が体を蝕み痔の原因に
40歳の頃に、いぼ痔を発症された女性Sさんのエピソードをご紹介します。
当時、家事のかたわらで洋裁の仕事をしていまして、病気の両親の看護もしなければなりませんでした。
市販の坐薬を使ってみて、いまひとつ効果がないと分かっては軟膏や内服薬など新しい薬を次々と求めて治療していました。
しかしどれもその時だけの効き目しかありません。
そのうち、肛門の縁にできたイボは排便すると赤く大きく膨れ、火が付いたように痛むようになりました。真っ赤な血が便器にしたたり落ち、お尻全体が用便後もズキズキと疼きます。
家事をしていても不意に激痛が走り、立ちすくむこともたびたびありました。
さらに症状は悪化し、足腰が冷えて体が冷えて力がなくなり、少し働きすぎた日には動機や息切れをするようになりました。次第に一日中肛門のことが頭から離れなくなりました
何気ない日常に潜む痔の危険性
ヒサヤ大黒堂では、痔の原因は細胞の働きが劣化して代謝機能が衰え、有害な老廃物が蓄積した結果によるものと考えています。
人間の血液は全身をくまなく還流し、酸素と栄養素を細胞に供給して老廃物を運び去るという作用を繰り返していますが、この血流還流の不自然をもたらす原因の大部分は何気ない日常生活から起こります。
Sさんが痔を発症した理由は複数あり、さらにそれらが複合したことで重篤化していったと考えられます。
彼女の場合、心労が主な原因だったのではないかと考えられます。こちらストレスがたまると痔の原因になる理由にも記載していますが、ストレスも立派な痔の原因といえるということを理解しておきましょう。
Sさんは、お仕事を終えた後も、家事、さらに病気を患ったご両親の看護がありました。彼女自身にとってはそれが日常であり、特に意識していなかったとしても、やはり心の負担は免れません。
本人も気づかない程度のストレスであっても、それを受け続けることで自律神経に乱れが生じて免疫力が低下し、痔を発症しやすい身体になっていたのでしょう。
またお仕事の内容が“座りっぱなし”であったことも痔発症の理由と考えられます。
Sさんの場合は洋裁でしたが、座りっぱなしや立ちっぱなしなど、日常生活の中で同じ態勢を続けると、肛門に強い圧迫が加わり、毛細血管が集まった静脈叢のうっ血を引き起こして、いぼ痔などの痔発症を誘発します。
Sさんは痔を発症して以降も、お仕事を続けられていたことで、肛門にさらなる負担がかかり、血流還流も一切緩和されないまま痔症状が重篤化していったと考えられます。
このように肉体的な疲労や精神的な疲労が重なると、体は痔が発症しやすい状態になり、さらにそのような状況を改善しない限り、痔症状はどんどん重篤化してしまいます。
試すだけでもとはじめてみた不思議膏
今は穏やかな日々を過ごされているというSさんですが、悪化の一途を辿った痔症状をどのように根治させていったのでしょうか。
「最後には主人が言うように手術しかないのかなとは思っていました。
でも患部を他人様に見せるのはどうしても気が進まず、しかも痔の手術は我慢できないほど痛いものだと誰からともなく聞いていたので、どうしてもお医者様へは足が向きませんでした。
八方塞がりの気持ちで悶々としている時、娘からヒサヤ大黒堂さまのお薬を進められました。
お薬にはどれも失望していたため、とても信じられませんでしたが、お医者さんに行かずに治せればそれにこしたことはありません。
試すだけでもと家傳薬を使ってみました。腫れて熱を持った患部に恐る恐る不思議膏をあてがうと、ひんやりとして熱や腫れを吸い取ってくれるような気持ちよさでした。
3、4日でまずは出血が治まり、続いて痛みも和らいでいきました。それからは、脱出したイボが回復の目安となりました。
最初は赤く腫れ上がっていたイボが次第に軟らかくなり、さらに日を追ってしぼんでいき、それに伴って、体に力が出てきて体調も良くなりました。気が付くと痛みや出血はもちろん、イボも消えて排便時に脱出もしなくなり、お尻のことを忘れて過ごせるようになりました。
痔に苦しんでいたことが嘘のような、すっかり健康な私に生まれ変わったのです」
ヒサヤ大黒堂の家傳薬を使用し、痔を根治させたというSさん。ご主人や娘さんに痔の全快の報告した時の喜びはいまだに忘れることができないと言われます。
心労や疲労が重なると痔を発症させる原因に
人は何気ない日常の中で、肉体的な疲労や精神的な疲労を蓄積していきます。
それらの心労や疲労が重なると痔の原因となってしまいますので、疲労やストレスを溜めないように、日常生活の営みを正常に戻し、心を平静に保ち、体を絶えず動かすようにしなければなりません。
今回のSさんの場合を例にすると、お仕事中に同じ態勢にならないように、定期的に体を動かしたり、家事や介護は一人ですべて抱え込まずに、誰かに助けを借りてみたりすれば、痔の発症もずっと抑えられたはずです。
しかし、どうしても疲労を溜めてしまい、それが原因となって痔を発症さる時もあります。手術による不安や痛みがある場合、痔治療に実績のあるヒサヤ大黒堂の家傳薬をぜひお試しください。