痔の症状を放置することがもっとも危険な理由

痔はデリケートな症状であるため、人に見られたくない、知られたくないと、治療されないままでいる方がたくさんいらっしゃいます。

また市販薬で治療された場合も、なかなか治らないため、途中で諦めてしまう方がいらっしゃいます。

いずれにしても痔を放置してしまっている状況ですが、これがいかに危険な状態であるかご理解されてますでしょうか。

ここでは痔を放置することがいかに危険なことであるかを、体験者の声と合わせて紹介します。

痔は自然に治癒することのないしつこい病

痔は患ったことのない方にとっては、なんとなく軽い病状だと勘違いされがちです。

しかし、実際に発症すると自然治癒することのない厄介な病であることを、身をもって知ることになります。

さらに市販薬や手術によって治療を行い、ようやく症状が治まったと思っても、数年あるいは数か月以内に、治療する前よりもひどい状態で再発する可能性がある、執拗さも持ち合わせています。

しかし、なぜ一度完治していた痔が再発してしまうのでしょうか。

痔になる原因ページでも紹介していますが、ヒサヤ大黒堂では痔は有害な老廃物を原因とする内因性の内臓疾患であると考えています。

市販薬による一時的な緩和や、手術で病変部を切除したとしても、体内に病根が残っていては、根治に至ることはできないというのが、痔が再発してしまう最大の理由と言えます。

痔は放置することでどこまでも悪化する

“痔の三大疾患”と呼ばれる、いぼ痔、切れ痔、痔瘻ですが、いずれの痔も初期の段階では肛門に何かしらの違和感を与える程度がほとんどです。

しかし残念ながら、違和感のまま維持することはなく、放置すればするほど、どんどんと症状が悪化してしまう危険性を持っています。

ここからは各種痔症状を放置した場合どのように悪化していくか紹介します。

いぼ痔を放置するとどのように悪化していくのか?

男女共に発症する痔の中でもっとも多いと言われる痔がいぼ痔です。

他の痔と違って世界的な基準「Goligherの臨床病期分類」があり、症状によってⅠ度~Ⅳ度までに分類され、数が大きくなるほど、いぼ(痔核)が大きくなって、下記のように症状も悪化していきます。

Ⅰ度の段階
ほとんど痛みはなく、肛門に違和感を覚えたり、排便時に軽い出血を伴うことがあります。
Ⅱ度の段階
排便の際に肛門内にある痔核が外へ脱出するようになりますが、排便後には自然と肛門内に戻っていきます。
Ⅲ度の段階
痔核が痛みを持ち、炎症を起こすようになります。排便時には頻繁に脱出して、指で戻さないと肛門内に戻らないようになります。またくしゃみをしたり、重いものを持つだけで簡単に痔核が脱出するようになります。
Ⅳ度の段階
排便に関係なく常に痔核が脱出している状態で、指で押し込んでも肛門内に戻らず、患部が下着に擦れて激痛が走ったり、腸内からの分泌物が流れて出して下着を汚すなど常に不快感がつきまといます。また排便時には大量に出血することもあり、貧血などの症状を引き起こすこともあります。

いぼ痔のさらに詳しい症状については、いぼ痔の本当の原因と発症した際の適切な治し方とは?ページに記載しているのでご覧ください。

切れ痔を放置するとどのように悪化していくのか?

肛門の皮膚が切れたり裂けたりした状態の裂肛は、便秘時の排泄によって引き起こされることが多く、特に20~40代の女性に多く見られる痔の症状です。

初期段階
排便時にピリッとした痛みを感じたり、出血を伴ったりすることがありますが、放置することで痛みはどんどん増し、ひどくなると刃物で肛門が抉られるような耐え難い痛みを感じるようになります。
次の段階
最初は浅かった傷口が慢性化していくと、裂け目が深くなって出血量が増え、貧血状態を引き起こしたり、傷口に汚い物質が溜まって炎症を起こすようになります。
さらに放置を続けると
肛門を常に一定の力で締めている肛門括約筋に炎症が及び、潰瘍やポリープができて、肛門が狭くなってしまう肛門狭窄を引き起こしてしまう危険性があります。

切れ痔のさらに詳しい症状については、切れ痔の本当の原因と発症した際の適切な治し方とは?ページに記載しているのでご覧ください。

痔瘻を放置するとどのように悪化していくのか?

いぼ痔や切れ痔と比較すると発症数は少ないものの、もっとも治療が困難といわれているのが痔瘻です。

痔瘻はその前段階である肛門周囲膿瘍を経て形成されることが基本ですが、肛門内部にある肛門陰窩に炎症が起こり、化膿して膿の溜まりができる肛門周囲膿瘍は激しい痛みを伴うだけでなく、時には38度以上の高熱を発症することがあります。

膿が溜まるほどにズキズキと痛みが増し、あまりの苦痛で立っていられなくなることもしばしばです。

溜まった膿が自然に破れるか、切開することで皮膚表面より膿が排出されると一時的に楽になりますが、肛門内にできた細菌の入口と、膿が流れ出た皮膚の表面が1本のトンネルの様に貫通(痔管)して、痔瘻と呼ばれる症状に発展します。

一度痔瘻になると、痔管を通して常に膿がにじみ出て下着を汚したり、ひどい場合には便まで漏れ出すこともあります。皮膚表面の傷口が閉じても、再び肛門周囲膿瘍が形成されるだけで自然治癒することはありません。

放置を続けると、痔管が複雑化して、治療がどんどんと困難になり、手術を行った際に発生する後遺症のリスクも増していくという、痔瘻ならではの恐怖があります。

さらに詳しい痔瘻の症状については、痔瘻の本当の原因と発症した際の適切な治し方とは?ページに記載しているのでご覧ください。

いずれの痔症状も悪化しすぎると、治療が困難になり、治す時間も費用も長く高くなっていきます。また、同じ痔の悪化に留まらず、そのほかの痔症状を併発させたり、さらには大腸がんや直腸がんなど、より重たい症状を引き起こす危険性を秘めているのです。

実際に放置して後悔した人たちの声

ヒサヤ大黒堂の不思議膏で痔を根治されたお客様の中にもかつて痔を放置したことで後悔された方がたくさんいらっしゃいます。

痔を放置することでどのように症状が悪化していったのか、生の声をお聞きください。

痔を放置し続けた秋田県在住のTさん(女性)


お尻の異常を意識するようになったのは保母の仕事をしていた30代半ばのこと。お通じが一週間ないのは当たり前というほど、ひどい便秘に悩まされるようになり、排便すると痛みや少々の出血が出るようになりました。

一度お医者様に診てもらおうと思いながらも、勤務の関係や、恥ずかしさもあって行きそびれ、放置していました。ところが1年ほどして頻繁に眩暈が起きるようになったなと心配していたところ、肛門周囲にイボが3つも4つも出てきて急に痛み出したのです。

昼間は仕事、自宅に帰っても2人の子供の子育てがあり、お尻が痛いからといって横になっているわけにはいきません。しかし、そんなある朝、ついに肛門の周囲が赤く腫れ上がり、脱出の痛みも限界となって歩くことはもちろん、座ることも眠ることもできなくなってしまったのです…。

痔を放置し続けた佐賀県在住のIさん(男性)

初めて痔を自覚したのは36歳の冬のある日でした。朝食後の排便時に激しい痛みを感じたのです。

驚いてすぐ薬局に走り、市販の軟膏を買い求め使ったところ、痛みがなくなったので、やれやれと胸をなで下ろしたものです。人一倍健康体だったので、体に異常をきたすなどとは思いもしませんでした。だから、あの冬の朝の痛みは一時的に変調をきたしただけで、その痛みも取れたから「もう大丈夫」と安心しきっていました。

しかしその安心もつかの間、痛みはすぐにぶり返して、どんどんひどくなっていきます。幹部の場所が場所だけに恥ずかしく、我慢していましたが、激痛はついに頭のてっぺんにまで達し、居ても立っても居られません。

ちょっとした物音や人の声すらズキンズキンと響くのです。トイレではシャーシャーと不気味な音が聞こえるほどの大量出血で、貧血を起こしてふらつくこともしばしば。健康自慢だった私が実は痔に冒され、放置によって悪化していった結果の出血でした。

痔を放置し続けた奈良県在住のIさん(男性)

運送業をしていた私が痔を自覚したのは25歳の時。当時使っていた車はドアのない昔の三輪自動車で、冬の山間部の寒さは厳しく、体は氷の様に冷え切ってしまいます。

おまけに不規則な生活と過労も重なって、排便時に肛門に痛みを覚えるようになったのです。我慢しているうちに治ってくれるだろうとあまり気にせずに放っていましたが、排便の度に脱出し、痛みが体中を駆け巡るようになりました。

痔が執拗な病だとは知らなかった私はそのような状況になってもそれほど深刻には考えず、あまり効果のない坐薬などに頼りながら過ごしていました。

そんなある日、とうとう用便の後、痛くてお尻を拭くことすらままならなくなりました。用便後はしばらく立ち上がることもできず、時にはトイレから張って出るような状態にまで悪化。昼夜問わず肛門をペンチで締め付けられるような激痛が襲い、寝床に入ってからも痒みが襲ってくるため、朝まで眠れないこともしばしばでした。

仕事を休むことが多くなってしまった私は、ついに運送業を諦めざるを得なくなっていったのです…。

痔を放置することの危険性を知ったら

悪化に伴う痛みによって転職を余儀なくされるケースもあるなど、痔を放置して良いことなどひとつもありません。

症状が悪化する前になるべく早く治療に専念するようにしましょう。

また痔は何度も繰り返し再発する厄介な病です。治療の際は再発の恐れ無く、痔を根治させる不思議膏をぜひご使用してみてください。

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