痔になりやすい季節はあるのか?

季節の変わり目は風邪をひきやすいと言われていますが、実は痔にもなりやすい季節があります。

ここでは痔になりやすい季節がいつなのか、またその季節に、痔にならないために大切なことをご紹介します。

寒さで血流が悪くなる“冬”は痔発症の季節

冬は特に痔を発症しやすい季節と言われています。

その理由は低い気温によって血流が悪くなり、主にいぼ痔の原因となる肛門付近の静脈層の鬱血を引き起こしやすくなるからです。(いぼ痔の原因についてはこちらのページに詳しく記載しているのでご覧ください。)

対策としては時折軽めの体操を行ったり、入浴時に肛門付近をしっかり温めるなどして血行を良くし、鬱血をある程度解消することです。(すでに痔を発症している方は入浴時の注意点もあるため痔を予防するための正しい入浴方法ページも合わせてご覧ください。)

また冬の寒さで冷えきった床に直接座るといった行為も、血流を悪化させる原因となりますので控えましょう。

冬は風邪をひきやすいイメージがありますが、実際に寒さや乾燥が厳しくなるとウイルスが活発になり、風邪や感染性胃腸炎、インフルエンザなどが流行し始めます。

それらが要因として体に起こる異変のひとつに下痢がありますが、下痢は切れ痔の原因にもなります。

下痢にならないようにするために、原因である病気にならない対策が必要です。

普段から風邪をひかないように暖かく過ごし、手洗いやうがい、マスク着用などで感染症を予防しましょう。

インフルエンザは予防接種で事前に感染リスクを下げておくことが望まれます。

“夏”の冷房や、冷たい食べ物には油断禁物!

暑い季節に欠かせない夏の冷房ですが、使い方によっては冷え性の原因となって、血流を悪化させ、いぼ痔の原因となる静脈叢の鬱血を引き起こしかねません。

冷房は体が冷えすぎないよう適温に設定し、あまり長時間あたらないようにしましょう。

また冬と同様に、軽い体操をするなどして、鬱血を解消するようにしましょう。

夏は冷たい食べ物や飲み物をとることが多いですが、あまり食べすぎたり、飲みすぎたりするとお腹を冷やしてしまい、下痢が誘発されます。

切れ痔の原因にもなってしまいますので、水分不足には注意しつつも、温かい食べ物や常温の飲み物を摂取するなどして、あまりお腹を冷やさないようにしましょう。

また夏はただでさえ体力の消耗が激しくなる季節ですが、そのような状況で冷たいものをたくさん消化すると、腸疲労を引き起こしかねません。こちらも下痢の要因となるので注意が必要です。

寒暖差が激しい“季節の変わり目”にも要注意!

夏から秋にかけての季節の変わり目も要注意です。

急に気温が涼しくなると腸への負担が高まり、各種痔症状の主な原因となる便秘を誘発してしまいます。

また季節の変わり目は風邪や感染症にもかかりやすく、それを原因とした下痢を引き起こす可能性もあります。

さらに気温が寒くなると共に、空気の乾燥も始まるため、積極的に水分をとっていないと、便が体内で硬くなって、便秘の要因となってしまいます。

夏や冬に比べて過ごしやすい秋ですが、冬と同様に体を温かくして風邪などを引かないように注意し、水分をしっかりとって便秘にならないように注意しましょう。

一方、食欲の秋という言葉があるように、秋はついつい食べ過ぎてしまう季節と言われています。

こちらのページにも記載していますが、暴飲暴食は体内の悪玉菌を増やし、便秘や下痢の原因になってしまいますので、食べすぎ、飲みすぎには注意し、食事もバランスのとれたものを摂るように心がけましょう。

痔になりやすい季節を理解したら

日本には春夏秋冬それぞれの楽しみがありますが、その一方で季節の影響によって痔を引き起こしてしまう可能性もあります。

季節の変わり目は痔の原因となる便秘や下痢になりやすいため、季節ごとに体調管理に心がけ痔とは無縁の生活を送りましょう。

また痔を発症してしまった際には放置することなく、根治するために検査、治療に専念するようにしましょう。

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