自宅でできる切れ痔の治し方と重症化していた場合の治し方
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ピリッとした鋭い痛みが特徴の切れ痔。切れ痔っぽいけど、
- どのように治療するのか?
- どれくらいの治療期間で治るのか?
と疑問に思う方も多いと思います。
痔の中でも早期に発見しやすい切れ痔ですが、放置していると症状は悪化していきます。
切れ痔の最適な治し方と深刻度に応じてどのような治療法が必要になるのかを解説します。
そもそも自分が切れ痔かどうかわからない方は、まずはこちらのページからご覧ください。
痛い・かゆい・出血!切れ痔を放置することで悪化する症状と自宅での治し方
切れ痔と気付いたら早期治療をすることで自宅で治すことができる
切れ痔と気付いた段階で1日でも早く適切な治療をすることが、切れ痔を治す最適な方法です。
同じ痔症状のひとつである、いぼ痔(内痔核)の場合、Goligher(ゴリガー)分類と呼ばれる、Ⅰ度~Ⅳ度までの重篤化の進行度があり、その度合いに合わせて最適な治療を考えることができます。
一方、切れ痔にはGoligher(ゴリガー)分類のような進行度はありません。
では、切れ痔は悪化しないのかといえば、決してそうではなく、放置することで徐々に悪化し、後々取り返しのつかない症状にまで発展する可能性があります。
では、具体的にどのような治し方がいいのか?ご紹介します。
自宅で切れ痔を治すための方法と注意点
排便後に痛みが続いたり、痒みを伴った場合は切れ痔の可能性が高いです。
気付いた段階で、家庭用痔治療薬(市販薬)を使って治療をはじめましょう。
軽度な切れ痔であれば、10日を目安に使用し続けると治るでしょう。
ただし、10日使用し続けて治らない場合は、すでに重篤化している可能性が高まります。
速やかに市販薬での治療を止め、病院で検査し、本格的な治療に臨むのが良いでしょう。
市販薬治療での注意点
また市販薬での治療の過程で、痛みがひどい場合には内服薬による効果が期待できます。
しかし、こちらの場合はかえって痛みを鈍らせてしまい、気づかないうちに症状を進行させてしまう恐れもあるので、注意が必要です。
重度な切れ痔の治し方と治療期間の目安、治療時の注意点
切れ痔が重篤化してしまうと最初はピリッとした軽い痛みだったのが、耐えがたいほどの痛みへと変わります。
患者様の中には“患部を刃物で切られるような痛み”と表現される方もいるほどで、その痛みは想像を絶します。
また出血も最初はトイレットペーパーに付着する程度だったものが、ポタポタと滴るようになり、ひどい場合にはシャーっと勢いよく出血して、貧血状態を引き起こす場合もあります。
このような状況になってまだ放置してしまうと、患部が潰瘍状態になって皮膚が膨れ、肛門狭窄(肛門が狭くなる症状)を引き起こす場合もあります。
こうならないためにも一刻も早く治療に臨むようにしなければなりません。
重度な切れ痔の治療は、手術が必要な場合もある
重度の切れ痔の治し方ですが、残念ながら市販薬での完治は難しいです。
基本的には病院での外来措置で治療を進めていきますが、場合によっては手術を勧められる可能性があります。
切れ痔の手術はいくつかあり代表的なものとしては、
- 用手肛門拡張手術(日帰り手術も可能)
- 内括約筋側方皮下切開術(日帰り~3日程度の入院)
- 皮膚弁移動術(7~10日程度の入院)
があります。
切れ痔は症状が悪化するほど(複雑化しているほど)下の手術を行う必要があり、負担が増していきます。
重度な切れ痔の治療期間の目安は、日帰り〜10日ほど
先述の通り、切れ痔の状態により手術の方法は変わります。
あくまでも目安ですが、日帰りで治る場合もあれば、10日ほど入院が必要な場合もあります。
また、手術後も安静にしないといけない期間もあるため、10日以上かかる場合もあります。
切れ痔が原因で肛門狭窄になった時の治し方
慢性化した切れ痔が引き起こす肛門狭窄。
具体的な症状としては肛門が狭くなっているために排便がスムーズに行えず、無理をすればすぐに肛門が切れてしまいます(切れ痔)。
できた切れ痔を再び放置するとさらに肛門が狭くなり、より一層排便が困難になります。
治療をしない限り悪循環が途切れることはありません。
肛門狭窄は初期の場合であれば食生活や排便習慣を改善して、痔の症状を悪化させないようにする生活療法で改善される可能性がありますが、悪化している場合は手術を避けられません。
手術には先ほども紹介した皮膚弁移動術が基本となり、入院が必要となります。
切れ痔の治し方のポイントは初動が大事と意識すること
切れ痔は軽度であっても気づきやすい痔症状であるため、初期の対応さえしっかりしておけばすぐに完治させることも可能です。
しかし、切れ痔は進行スピードも速いため、放っておくと瞬く間に重篤化してしまいます。痔のために入院したくないのであれば、初動を大事にしましょう。
切れ痔はすぐに完治させられるといいましたが、あくまで“一時的な症状の治まり”であって、病根を元から絶つ根治には至っていません。
そのため、一度手術してもすぐに再発してしまう可能性があります。
ヒサヤ大黒堂の不思議膏は力強い浸透力で体内の病根に直接働きかけ、手術によるメスでは取り除けないような病根を除去する家傳薬です。
切れ痔が何度も再発してつらいという方は、ぜひお試しください。
切れ痔の治し方と治療期間の目安を知ったら
切れ痔は、ほかの痔症状と違って、すぐに気づくことができる痔です。
同時に進行スピードも速いので、気づいたらすぐに治療するのが望ましいです。
一度治してもしつこく再発する可能性もあるので、一度に病根をもとから絶つ根治を目指したいのであれば、ヒサヤ大黒堂の不思議膏をぜひお試しください。