痔を予防する肛門括約筋トレーニングとは?

近年、痔の発症を自力で予防する「肛門括約筋トレーニング」が注目を集めています。

今回は誰でも簡単に挑戦できる、おすすめのトレーニングをご紹介します!

肛門括約筋ってどんな筋肉?

肛門括約筋とは肛門の開閉を調節する輪状の筋肉のことです。

加齢にともなって緩みが生じる筋肉のひとつで、この緩みが進行すると便漏れを始めとする様々なお尻のトラブルのほか、骨盤のゆがみなどの原因になります。

またトラブルの中には、いぼ痔も含まれます。いぼ痔誘発の主な原因である肛門周辺の静脈層の鬱血は、肛門括約筋と密接した関係にあります。

しかし、肛門括約筋は他の筋肉と同様に、正しく鍛えることで筋肉が若返り、緩みも改善することが可能です。そんな肛門括約筋を効率よく鍛える運動こそが今回紹介する「肛門括約筋トレーニング」なのです

実践!肛門括約筋トレーニング 

取り組むべき肛門括約筋トレーニングは2種類あり、1日に1回ずつ行うことで運動効果を期待できます。

どちらも道具を使わず内容もシンプルなので、すぐにでも実践できます。

①間を置かず何度も肛門を引き締めるトレーニング
足を軽く開いて立った状態で、1~2秒に1回のペースで、肛門をぎゅっと引き締めます。これを3~5分の間続けてください。
②ゆっくりと肛門を引き締めるトレーニング
肛門の筋肉を強くゆっくりと引き締めて、その状態を10~15秒キープしましょう。その後力を抜いて肛門を緩めた後、再び引き締めていきます。これを何度も繰り返し、5分ほど続けてください。

①と②を1日に1度ずつ行うことで、静脈層の血流がスムーズになり、いぼ痔のリスクを抑えることができます。また便漏れなどその他のトラブル誘発のリスクも抑えることができます。

このトレーニングで大切なことは、毎日継続して続けることです。1日、2日では得られない効果も、長く続けることで実感できるようになるでしょう。シンプルな運動ですのでテレビを見ているときや、電車通勤の合間に行うのもオススメです。

トレーニングをする際の注意点

痔の予防に最適な肛門括約筋トレーニングですが、すでに痔を発症している人は控えるようにしましょう。痔が形成された状態でトレーニングを行うと、強い刺激となって、痛みを伴ったり、痔をさらに悪化させてしまう可能性があります。

一度発症してしまった痔はどんなトレーニングでも治すことはできません。きちんと検査をしたうえで、適切な治療に臨むように心がけましょう。

痔を治療した後は、新たに痔を発症してしまわないように、改めて肛門括約筋トレーニングに取り組むようにしてください。

肛門括約筋トレーニングの効果を理解したら

シンプルながら高い効果に期待できる肛門括約筋トレーニングはいかがだったでしょうか?

痔以外にも、様々なお尻のトラブル予防に期待できますので、気になる方は今日からでも実践してみてください。また、トレーニングするにあたって最も大事なことは“継続して続けること”です。日頃から肛門を引き締めて、痔とは無縁の生活を送ってください。

ページトップへ